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レポートラインって何?


2021年度に新卒でご入社された皆様、
就職おめでとうございます。

「COURSE愛媛版」の向井でございます。

新型コロナウイルスの蔓延で、就職活動はとても大変だったかと思いますが、新社会人となり、今は新しい生活や仕事にと、忙しいながらも充実した日々をお過ごしの事と思います。

さて、今回は新社会人の皆様と、これから就職活動を控えている皆様に向けて、『レポートライン』という言葉についてご紹介したいと思います。

レポートラインって何?

皆さんが就職された会社は、どのくらいの人数の方が働いていますか?

10人くらい?50人?それとも10000人くらいでしょうか?

例えば、個人で経営されている割烹料理店などに調理師見習いとして就職されたのであれば、師匠(上司)とあなた(部下)だけのマンツーマンに近い関係性が主になるでしょうから、あまり関係がない話かも知れません。

しかし、係長や課長、部長といった中間管理職と言われるような役職が存在する企業に入社されたのであれば、意識されておくといいと思います。

レポートラインとは、一言でいうと「報告経路」という事になろうかと思います。

会社によって、新入社員とどう関わっていくかに違いはあると思いますが、組織を簡単にイメージできるものとして、
 新入社員には担当の先輩社員が仕事を教える。
 先輩社員の上に主任や係長がいる。
 係長の上に、課長、部長、社長と続く。
といったものがあると思います。

その場合、新入社員は仕事を教えてくださっている先輩社員に業務連絡や報告をするのが自然な流れではないでしょうか。
そして、先輩社員は係長に、係長は課長に、課長は部長にと、報告が上がっていきます。
この時、部下全員の報告をそのまま上司へ伝えているのではありません。
上がってきた報告を、それぞれの役職の方が分かりやすくまとめて次の上司へと伝えていきます。
そうしなければ、最終的には、社員全員分の報告を社長がまとめるハメになってしまいます。これは大変ですよね?
要所要所でしっかり情報をまとめているのが上司の方々なのです。

社長から社員への業務連絡も、部長から課長へ、課長から係長へと順を追って伝えられ、最終的に社員の皆さんが何をすればいいのかが的確に伝わるようになっているはずです。

簡単な説明になりますが、こうした報告経路をレポートラインと言います。

レポートラインを無視するとどうなるの?

新入社員が、仕事を教えてくださっている先輩社員を飛び越えて、上司である係長や課長などに報告などをすると、その先輩に「私には報告がなかったな」「私の事は信用できないのだろうか?」などマイナスな感情を持たれてしまうことでしょう。

さらには、先輩社員は上司から「新人の管理ができていない」と注意を受ける事にもなりかねません。そうなってしまうと、先輩からあなたへの信頼を取り戻すことは大変困難になりそうです。

こんな状況にしないためにも、仕事上での相談、連絡事項、報告すべきことなど、誰に伝えるのかをはっきりとさせて、そのルールを守りましょう。円滑な相談や報告はそのまま良いコミニュケーションにもなり、お互い仕事のしやすい環境が整うことでしょう。僕の経験上、社会人生活を送っていくためにとても大切な事です。

まとめ

以上「レポートライン」について、簡単にですがご紹介させていただきました。

いかがでしたか?

実は僕も、先日までレポートラインという言葉を知りませんでした。

職場での打ち合わせ中に初めて聞いて、「なんですか?それ?」。

3人で打ち合わせをしていたのですが、僕だけ知らなかったので教えていただきました!

知らなくても、問題が起きない場合もあるでしょうが、知っておく事で確実にトラブルを回避できるポイントです。言葉として使う事は多く無いかも知れませんが、イメージとして覚えていただけたら幸いです。

それでは、体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。

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